koji::*

主に技術系。他に雑多なことをアレコレと

YAPC::Asia Tokyo 2011に行ってきました。 #yapcasia

北海道から参加しました。
前回(2010)に続いて2回目の参加です。

木曜日に東京へ移動、
前夜祭から二日目の後夜祭まで
通しで参加してきました。

特に気に止まったセッションや感じたことを
書き残しておこうと思います。

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2011/10/14

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★「Webアプリケーション高速化」

Webアプリのチューニングのお話。
まるでLTのような怒濤の勢いでした。
高速化は努力とHackと金、とのこと。
サービスに応じて適切なインフラを使うことも大事だなと思いました。
そのためにサービスの規模にあったインフラの知識を
もっと深めないといけないと感じました。
プロファイリングやキャッシュについては
アプリの開発段階では深く考えないことが多いので
開発中からキャッシュする機能のことも
もう少し考えた方が良いなと思いました。

bloomfilterとVarnishは初めて聞いたので
あとで少し調べ直してみる予定。

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★「Webアプリでパスワード保護はどこまでやればいいか」

攻撃手段の違い毎にどんな対策が有効なのか
対策方法によってカバーできる範囲を説明されていたので
とてもためになりました。
パスワードが漏れた後のためにやっておくという発想は
目から鱗でした。

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2011/10/15

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★「大規模環境における、マニアックなキャッシュ利用術 (Cache Maniacs)」

アプリのキャッシュとして
Cache::Memcached::Fastを使う上での
注意点について、お話が聞けました。
あと、workerでまとめてキャッシュを作るという
発想が無かったので、なるほどと思いました。

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★「ぼくがかんがえたさいきょうのうぇぶあぷりけーしょんふれーむわーく」

結論としては設計思想が明確で
実装は少なめが良い、という内容。
最近、APIサーバを書いてて薄い実装の大切さについて
考える機会が多かったので
改めて考える良い機会になりました。
あと、ORMがblessしたりDB接続したりといったコストを
もう少しちゃんと考えないといけないなと思いました。

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★「Monads in Perl

惨敗。
簡単に予習はしていったのですが、付け焼き刃でした。
すでにUPされたスライドで一度復習をしてみましたが
やはり、理解度が足りていない感じです…。
もう一度、勉強してきます(反省)
でも、自分には数学やアルゴリズム
知識が足りていない自覚があるので
そういったものに触れる良い機会になりました。

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その他

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他にも沢山のセッションがあり、とても楽しい3日間でした。
個人的な好みなので、ここでは割愛しましたが
perl meets beats」と「OtoPerl」の本気ぶりが
とても印象に残りました。

前回に引き続き参加してみて、
YAPCは勉強会というよりは、お祭りという方があっているんだな
と思いました。
perlが繋ぐお祭り、今後の開催については
まだ未定ということでしたが
いずれは地方で開催、という意見も出ているようです。
どのような形になっても、続いてくれたら嬉しく思います。

最後に
今ひとつGeekになりきれない職業プログラマーな自分を
刺激にあふれたお祭りに引き込んでくれる
尊敬すべき上司([twitter:@aloelight]さん)と
出張として支援してくれた、開発者に理解のある自社(アイダック)に
感謝します。